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「ウエディングドレス」のひきこもごも

「ウエディングドレス」について、たとえば格安などのひきこもごもな語り草をそれとなく点綴してみようか。

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おニャン子クラブのそれ

おニャン子クラブの 『ウエディングドレス』って御存知であろうか。



1985年から2年半、アイドル界だけでなく、芸能界と日本社会に大ブームを巻き起こしたおニャン子クラブ最後のシングルが、、、、、、、、、この『ウエディングドレス』である。

発売は1987年の8月21日、一世を風靡したアイドルグループのラストシングルとなる。

この曲の作詞は、かのAKBグループの総合プロデューサーとなる秋元康である。

サビの歌詞は下記の通り

*****************
青空のウエディングドレス
風に揺れるそのたびに
木漏れ陽は 白い花びら

青空のウエディングドレス
愛の中に包まれて
すべてが眩しくて
*****************

「青空」という単語はAKBの「PARTYが始まるよ」公演の『青空のそばにいて』という曲に通じている。
「木漏れ日」を「木漏れ陽」と書くのは秋元さん流の言葉使いかなと思いきや、SKE「制服の芽」公演の『恋を語る詩人になれなくて』では歌詞に「木漏れ日」という文字を使っている。
「花びら」はAKBのインディーズデビュー曲の『桜の花びらたち』に通じている。
「愛」「包まれる」はAKBの震災ソングとして歌われた『誰かのために』の歌詞に使われている。
「眩しい」はSKEの『ごめんね、SUMMER』にその歌詞がある。

こうして探してみると、これだけの歌詞でも新旧でメジャーな共通点が多い。

流石にウエディングドレスを取り上げた曲はこれ以外にはないようだが・・・

さて、『ウエディングドレス』をうららかに歌うメインボーカルは会員番号14番の富川春美、同18番の永田ルリ子、22番の白石麻子、28番の横田睦美、33番の布川智子である。

当時は急速なおニャン子クラブの人気衰退時期。

それもそのはずで、人気メンバーの会員番号4番の新田恵利、8番の国生さゆり、12番の河合その子、16番の高井麻巳子はすでに卒業している。

今のAKBで言えば前田敦子と大島優子と高橋みなみと小嶋陽菜がいないくらいの状態である。

新田恵利は当時のフジテレビのディレクターと結婚。

『バレンタイン・キッス』が大ロングヒットした国生さゆりはつい先日、バレンタイン婚をして旦那さんとともにウエディングドレスのきれいな写真をブログに掲載している。

河合その子は、当時秋元康とともにおニャン子の曲作りをしていた後藤次利と結婚。

高井麻巳子は、その秋元センセイと結婚。

国生さゆり以外は、ナント、ウエディングドレスのその写真を見ることはできないが、私自身はその高井麻巳子推しだった。

当時、私は中学生か高校生くらいで、その結婚の話はあまりにもショーゲキ的。

確か彼女のファンクラブが結成直後で、多くのファンは屹度、ウエディングドレスをソーゾーしながら、悔しい思いをしていたに違いない。

私自身はファンクラブには未加入だが、同じく悔しい思いをした1人である。

真っ白なウエディングドレスを纏う高井麻巳子さんのことを思い浮かべると淡い初恋を思い出すような気持ちになる。

彼女のデビュー曲『シンデレラたちへの伝言』は、秋元さんの作品ではない。

売野雅勇の作詞である。



*****************
ガラスの靴をはいた君がステキさ
真夜中過ぎのシンデレラたち

You dream your dream. Promise me
夢見たままで
大人になっておくれよ
君だけは
*****************

ウエディングドレスを着用して、遠くに行ってしまった私のシンデレラは、ハタシテ今もまだ夢を見たままでいるのだろうか?
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